背景：ドアツーバルーン（D2B）時間は、急性STセグメント上昇心筋梗塞（STEMI）ケアの質を評価するための重要なパラメータとして考案されている。 理想的には、一次経皮的介入は、病院到着から90分以内に行われるべきである。
目的:私たちは、緊急医師が起動した”Code STEMI”プロトコルが、休業時間中のドアツーバルーン時間に及ぼす影響を判断しようとしました。
方法:患者は二つの研究グループに分けられました:一つのグループは、前コードSTEMI期間中にオフ時間中に提示された27STEMI患者で構成されました(January to December2006)と第二のグループは、コードSTEMIが完全に動作していたオフ時間中に入院した60STEMI患者で構成されていました(January2007to December2008). 主な目的は、両方の研究グループで中央値のD2B時間を比較することでした。 関心の二次的なパラメータは、D2B時間、ピーク血清トロポニンレベル、ピーククレアチンキナーゼ総レベル、全原因入院死亡率、6ヶ月全原因死亡率、および12ヶ月全原因死亡率の個々のコンポーネントが含まれていました。
結果:”Code STEMI”プロトコルの実装により、時間外のD2B時間の中央値は77分（四分位範囲67-95）に低下し、52分の改善（p=0.0001）を表した。 ECGにカテーテル法の実験室の時間は16分の絶対減少を示しました。 ピークトロポニン-Iレベルの中央値は、62ng/mL（IQR23-142）から25ng/mL（IQR7-43;p<0.002）に低下した。 研究グループ間で全死因死亡率に統計的に有意な差は認められなかった。
結論:当機関での”Code STEMI”プロトコルの実装により、非時間帯のSTEMIのD2B時間が大幅に短縮されました。