Caclsコマンドは、ファイルのアクセス制御リスト(Acl)を表示または変更するために使用できます。 以下では、さまざまなシナリオのcaclsコマンドのいくつかの例を見つけることができます。
ファイルのアクセス許可を見つける
以下のコマンドを実行して、ファイルのアクセス許可を出力できます。
cacls filename
:
c:\>cacls data.txtc:\data.txt NT AUTHORITY\SYSTEM:F BUILTIN\Administrators:F WINCMD-PC\John:Fc:\>
ファイルのアクセス許可を変更する
ファイルのアクセス許可を変更するには、二つの方法があります。 最初の方法は、既存のアクセス許可を置き換えることですが、2番目の方法は既存のアクセス許可を編集することです。
既存のアクセス許可を置き換える:
/Pスイッチを使用して既存のアクセス許可を置き換えることができます。 このコマンドの構文は次のとおりです:
cacls filename /P user1:permissions user2:permissions user3:permissions
既存の権限は、上記のコマンドで指定された権限に置き換えられます。 この/Pスイッチの使用方法を説明するために、ファイルデータのアクセス許可を変更しましょう。上記の例に示すtxt。
ご覧のように、/Pスイッチを使用してユーザー Johnについては何も指定していません。 /Pフラグは権限を置き換えるので、コマンドを実行した後、data。txtには、ユーザー Johnに対するアクセス許可はありません。
ユーザーのアクセス許可の編集:
2番目の方法は、他のユーザーのアクセス許可に影響を与えることなく、ユーザーのアクセス許可を変更することができます。 これには/Eスイッチを使用できます。
たとえば、上記の場合、ユーザー Johnに読み取り権限のみを与え、他のユーザーにも同じ権限を保持しましょう。 このためのコマンドは次のとおりです。